祖父の命日だがぁ

 

 12月18日は祖父の命日。

 おらいの祖父が亡くなったのぉぁ、おらが高二の時。

 亡ぐなる二日くれぇ前に祖父んどこさ妹と二人で行った時に、祖父がら今は小中一貫校の校庭になってる山さ、”大きな杉の木の下さ宝物かぐしてっから、そごぉ掘ってみろ”ってしゃべられだ事あって、妹と二人で”何あんだべがぁ、じいさん金でもかぐしてんじゃねぇの、掘ってみっか”って、しゃべった事思い出す。

 あどさなってその杉の木は山の境だったっつう事知ってあど取りのおらさそれを教えたがたんだぁなぁって。

 もうその山も震災後、小中一貫校の校庭さなっからって売ったっから、もうおらいの山ではねぇんだども、神様は売れねがったっからそのまんま山さあんがぁ。

 その神様拝むたびに売った事祖父に、”守れねくてごめんね”ってそう思うがぁ。

 守ることの大変さ継ぐことの大変さ、震災後しみじみど感じでがんばんねばって思うが・・・。